- HOME
- 月次倒産分析レポート
月次倒産分析レポート
■2020年2月度の倒産状況
倒産件数:651件(前年同月比 +10.71%)
負債総額:712億8,300万円(前年同月比 -63.44%)
倒産件数は前年同月比10.71%増(63件増)、2019年12月から3カ月連続で10%超の増加率が続いています。2月としては2016年以来、4年ぶりに前年同月を上回りましたが、1991年以降の30年間では、2018年に次いで、3番目に低い水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比63.44%減の712億8,300万円となり、2カ月連続で前年同月を下回りました。負債が大幅に減少したのは、前年同月の大型倒産の反動減によるものです。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割以上を占めており、小・零細規模を中心にした推移に変化はおりません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2020年1月度の倒産状況
倒産件数:773件(前年同月比 +16.06%)
負債総額:1,247億3,400万円(前年同月比 -25.91%)
倒産件数は前年同月比16.06%増(107件増)、リーマン・ショック直前の2008年6月-2009年4月までの11カ月連続以来、5カ月以上連続で件数が前年同月を上回ったのは約11年ぶりになりました。1月度としては3年連続で前年同月を上回りましたが、1991年以降の30年間では、2015年に次いで、7番目に低い水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比25.91%減の1,247億3,400万円となり、3カ月ぶりに前年同月を下回りました。12月度としては、30年間で2018年に次ぐ、2番目の低水準となりました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割以上を占めており、小・零細規模を中心にした推移に変化はおりません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2019年12月度の倒産状況
倒産件数:704件(前年同月比 +13.18%)
負債総額1,568億6,400万円(前年同月比 +91.78%)
倒産件数は前年同月比13.18%増(82件増)、4カ月連続で前年同月を上回りました。12月度としては3年ぶりに前年同月を上回りましたが、1990年以降の30年間では2017年に次いで、4番目に低い水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比91.78%増の1,568億6,400万円となり、2カ月連続で前年同月を上回りました。12月度としては、この30年間で2018年に次ぐ、2番目の低水準となりました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割以上を占めており、小・零細規模を中心にした推移に変化はおりません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2019年11月度の倒産状況
倒産件数:727件(前年同月比 +1.2%)
負債総額:1,224億5,200万円(前年同月比 +0.9%)
倒産件数は前年同月比1.25%増(9件増)、3カ月連続で前年同月を上回り、6月に次ぐ今年4番目の水準となりました。11月度では2年連続で前年同月を上回りましたが、1990年以降の30年間では2018年に次いで、6番目の低水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比0.9%増の1,224億5,200万円となり、6カ月ぶりに前年同月を上回りました。11月度としては、この30年間で2018年に次ぐ、3番目の低水準となりました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割以上を占めており、小口倒産を中心に推移していますが、負債額1億円以上5億円未満が大幅に増加し、中堅企業にも倒産が広がり始めています。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2019年10月度の倒産状況
倒産件数:780件(前年同月比 +6.8%)
負債総額:885億7,800万円(前年同月比 -24.6%)
倒産件数は前年同月比6.8%増(50件増)、2カ月連続で前年同月を上回り、7月に次ぐ今年2番目の高水準となりました。10月度では2年ぶりに前年同月を上りましたが、1990年以降の30年間では2015年(742件)に次いで、6番目の低水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比24.6%減の885億7,800万円となり、5カ月連続で前年同月を下回りました。10月度で負債が1,000億円割れとなったのは2年ぶりであり、この30年間で最少を記録しました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割以上を占めており、依然として小口倒産を中心に推移しています。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2019年9月度の倒産状況
倒産件数:702件(前年同月比 +13.0%)
負債総額:1,129億8,500万円(前年同月比 -38.66%)
倒産件数は前年同月比13.0%増(81件増)、2カ月ぶりに前年同月を上回り、7月以来、2カ月ぶりに700件を超えました。9月度としては2年ぶりに前年同月を上回りましたが、1990年以降の30年間では2017年に次いで6番目の低水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比38.66%減の1,129億8,500万円となり、4カ月連続で前年同月を下回りました。9月度としてが30年間で3番目の低水準となりました。これは前年同月に会員向け食品通販の(株)ケフィア事業振興会と関連15社の連鎖倒産が発生した反動で大幅に減少しました。一方、負債額1億円未満の倒産が全体の7割以上を占めており、依然として小口倒産を中心に推移しています。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2019年8月度の倒産状況
倒産件数:678件(前年同月比 -2.3%)
負債総額:871億4,900万円(前年同月比 -28.1%)
倒産件数は前年同月比2.3%減(16件減)、5月以来、3カ月ぶりに前年同月を下回り、600件台となりました。8月度としては2年ぶりに前年同月を下回り、1990年以降の30年間では2017年(639件)に次いで、4番目の低水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比28.1%減の871億4,900万円となり、3カ月連続で前年同月を下回りました。8月度で負債が1,000億円を下回ったのは、2017年以来、2年ぶりとなり、この30年間では最少を記録しました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割以上を占めており、依然として小口倒産を中心に推移しています。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2019年7月度の倒産状況
倒産件数:802件(前年同月比 +14.2%)
負債総額:934億円(前年同月比 -17.1%)
倒産件数は前年同月比14.2%増(100件増)、1年9カ月(21カ月)ぶりに2カ月連続で前年同月を上回りました。7月度としては2014年(882件)以来の800件台となりましたが、1990年以降の30年間では2015年(787件)に次いで、6番目の低水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比17.1%減の934億円となり、2カ月連続で前年同月を下回りました。7月度で負債が1000億円を下回ったのは、1990年以来、29年ぶりとなり、負債100億円以上の大型倒産はゼロとなりました。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小口倒産へのシフトを強めました。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2019年6月度の倒産状況
倒産件数:734件(前年同月比 +6.3%)
負債総額:869億5,700万円(前年同月比 -60.3%)
倒産件数は前年同月比6.3%増(44件増)、5カ月ぶりに前年同月を上回り、2018年11月以来、7カ月ぶりに700件台に乗せました。6月度としては1990年以降で2017年(706件)に次いで、4番目の低水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比60.3%減の869億5,700万円となり、3カ月ぶりに前年同月を下回りました。6月度で負債が1,000億円を下回ったのは、1989年(814億6,900万円)以来、30年ぶりとなりました。負債100億円以上の倒産はゼロとなり、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めています。依然として、小口倒産を中心に推移しています。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
■2019年5月度の倒産状況
倒産件数:695件(前年同月比 -9.3%)
負債総額:1,074億6,500万円(前年同月比 +2.9%)
倒産件数は前年同月比9.3%減(72件減)、4カ月連続で前年同月より減少しました。5月度としては、2年連続で前年を下回り、1990年以降の30年間では2016年(671件)に次いで、3番目の低水準にとどまりました。
負債総額は前年同月比2.9%増の1,074億6,500万円となり、2カ月連続で前年同月を上回りました。5月度では、2012年(2,825億5,800万円)以来、7年ぶりに前年を上回りました。これは負債額50億円以上100億円未満の倒産が3件(前年同月1件)発生し、負債総額を押し上げたことが要因です。なお、負債額1億円未満の倒産が全体の7割を占めており、小・零細規模を中心にした推移に変化はおりません。(株式会社東京商工リサーチ調査による)
与信管理お役立ちサイト
ビジネスお役立ちサイト