遠隔地取引
用 語遠隔地取引(えんかくちとりひき)
解 説
物理的に距離の離れた相手との取引のことをいいます。電話→FAX→インターネットと通信手段の発達、物流サービスの向上により、物理的な距離は営業活動上のハンディではなくなってきています。しかしながら、物理的に離れた取引では、実際に相手を訪問する回数は限られ、地縁がないことから第三者からの情報も伝わってきません。現地で販売先の信用不安が表面化していたとしても、この手のネガティブ情報は極秘扱いとなるため、地元以外に情報が漏れる頃には、手遅れの状態となってしまう可能性が高く、回収の局面に入っても後手に回ってしまい成果は期待できません。与信・債権管理上は注意をすべき取引形態であり、信用力の高い相手以外との取引は極力避ける必要があります。
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