ビジネス実務与信管理検定1級とは?
与信管理の知識、リスクを発見し評価する能力、リスクマネジメントの理解などによりAI時代に淘汰されないリスクマネジメントスキルを身に付け、経営戦略の実現のための実務対応力を磨く試験です。
与信管理実務知識をビジネス全般にわたって有していることが明確になり、知識に基づいて多面的な観点から高度なリスクの分析・評価を行い、多様なリスクマネジメントの方策の立案と遂行ができることを証明できます。
「与信管理」に関する高度な知識を身につけることで、企業の販売管理や財務管理などの企業の主要なマネジメント機能を結び付け、企業の継続的な成長を後押しすることに繋がります。
ビジネス実務与信管理検定1級受験のメリット
自社のリスクマネジメントに
与信管理はビジネスマンとして必要な知識ですが、決裁を行う審査部門や管理職にはさらに高度なリスクマネジメント能力を有していることが望ましいといえます。
高度な知識を有することで、自社を貸倒れや倒産などの与信リスクから回避できるだけでなく、積極的なリスクの測量やリスクマネジメント方策の提案が可能になりなります。
与信管理を経営戦略、企業成長へ
経済活動をする上で、リスクは不可避なものであり、リスクが存在するからこそ利益が創出され、企業成長の源泉となります。
多面的かつ高度な観点からリスク評価を行い、自社が許容可能な範囲内でリスクマネジメントを行うことで、販売戦略や財務戦略をはじめとした経営戦略の立案と遂行が可能になり、企業経営そのものに寄与することができます。
スキルアップ
1級は、より実務に即した実地問題が多数出題され、与信管理の重要性を理解していることが求められます。商取引上発生しうる共通のリスクだけでなく、取引ごとに異なるリスクに対しても造詣があり、実務的なリスクマネジメントスキルを有している証明となります。
与信管理士として認定されます
与信管理に関する高度な技能かつ、豊富な経験を有する職業専門家として、ビジネスシーンにおいて、ご自身の意見やアドバイスの信頼性が高まることが期待できます。
合格特典あります!
「リスモン業種別審査ノート(詳細版)」(PDF)を差し上げます。
「リスモン業種別審査ノート(詳細版)」は、試験協賛企業のリスクモンスター(株)が定期的に発行している業界分析レポート(非売品)であり、業界特徴を手軽に学べる教材としてご活用いただけます。
1級合格翌月に当研究所よりご登録のメールアドレス宛に送付いたします。
信用格付サービスを無料で利用できます。
試験協賛企業リスクモンスター(株)が提供する「リスクモンスター企業信用格付」サービスを3社分ご利用いただけるログインID・パスワードを発行いたします。
本サービスでは、企業概要や企業信用格付、与信アドバイスなどがワンストップで確認でき、効率的に取引先の与信判断を行うことができます。
※サービスご利用には別途お申込みが必要となります。
副業で活かせる資格~セミナーやeラーニングの講師としての道が開けます。
試験協賛企業のリスクモンスター(株)が提供している教育支援サービス「サイバックスUniv.」にて、eラーニングや社員研修などの講師として活躍することが可能です。
※講師エントリーにおいて、1級合格者は優先的に選考いたしますが、登壇をお約束できるものではございません。
また、研修数や講師報酬など契約条件につきましては、別途面談にて決定いたします。
※お問い合わせはこちら
試験概要
| 試験方式 | 4肢択一式、記述問題 |
|---|---|
| 試験形式 | 会場受験、リモート受験 (詳細はこちら) |
| 試験日時 | 会場受験:所定の試験期間・開始時間から選んでお申込み頂けます |
| リモート受験:メンテナンス期間を除き、いつでも受験頂けます | |
| 支払方法・申込時刻によって異なるため、詳細はこちらにてご確認ください。 | |
| 試験時間 | 60分/科目 |
| 出題数 |
与信管理の基礎:40問 経理・財務分析:29問 債権保全・回収に関する法務:40問 |
| 合格基準 | 100点満点とし70点以上で合格 |
| 試験結果 |
会場受験:試験直後に判明 リモート受験:試験終了から10日後以降にJ-Testingマイページで確認可能 |
| 受験料 | 6,600円(税込)/科目 |
※企業や学校などで受験者人数が10名以上の場合、団体受験が可能です。
試験導入企業の声
- 試験導入:2010年5月~
- 設立:2000年9月
- 資本金:1,188,168,391円(2025年3月末時点)
- 従業員数:199名(連結)(2025年3月末時点)
- HP:https://www.riskmonster.co.jp/
与信管理資格試験導入のきっかけを教えてください。
当社では、与信管理支援を主軸としたサービスを展開しております。そのため、ビジネス実務与信管理検定試験がスタートした段階で、与信管理知識の習得を計る基準として全社員に受験を推奨することとしました。
与信管理資格試験の活用方法を教えてください。
当社では、ビジネス実務与信管理検定試験(1級、2級)の合格を昇級要件として設定しており、全社員に対して、2級は年2回、1級は科目ごと年1回、計3回の受験機会を設けています。
また、新卒入社社員には、入社前と入社後3か月目の2回、ビジネス実務与信管理検定試験2級を受験してもらうことで、与信管理知識の習得を促しています。
出題範囲
| ①与信管理の基礎 | 与信管理の目的 |
|---|---|
| 危険な取引 | |
| 商業登記簿、不動産登記簿の見方 | |
| 信用不安情報 | |
| 社内ルールの設定 | |
| 与信限度制度の目的 など | |
| ②経理・財務分析 | 決算書と財務諸表の見方 |
| 財務指標分析 | |
| キャッシュフロー分析 | |
| 粉飾決算の見分け方 | |
| 定性情報と決算書の比較 | |
| 危険な兆候 など | |
| 債権保全・回収に関する法務 | 基本契約条項の理解 |
| 担保権の種類 | |
| 債権回収の準備 | |
| 手形ジャンプへの対応 | |
| 支払督促・交渉による保全 | |
| 倒産手続 など |
出題例
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Q. A社は販売先B社と商品Cについて、継続的売買契約を締結している。
かかる中、B社の他社に対する支払遅延に関する不安情報を入手した。
この時の、A社の対応方法として、最も適切なものを次の選択肢の中から選びなさい。
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Q. A社は販売先B社と商品Cについて、継続的売買契約を締結している。
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(1) B社に対する期限到来前の債権を含め請求を行う。
(2) 追加担保の提供を打診する。
(3) 商品の納入を拒否する。
(4) B社不動産に対する差押えを実施する。
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(1) B社に対する期限到来前の債権を含め請求を行う。
解答は、1級合格対策アプリに掲載されています。アプリをダウンロードのうえ、ご確認ください。
1級試験の学習対策
模擬問題や試験モードにチャレンジできる対策アプリや書籍での学習を推奨しています。
学習方法はこちら受験までの流れ
試験申込から受験までの具体的な流れは、以下のページにてご確認いただけます。
受験の申込方法・手続きはこちら与信管理お役立ちサイト
ビジネスお役立ちサイト
